脇役たち
2023年5月14日(日曜日)西崎憲氏文化欄-脇役たち-の記事は
序文
筆者の仕事は小説の翻訳なので
たまに解説で作者の簡単な評伝を書く。からはじまり
~学ぶことの多い内容~
自分がしばしば脇役や背景であるという意識を受けいれることは確かに寂しくはあるが、そのあとに現れる世界はおそらく前景だけの世界より複雑だろう。
それはたぶん以前より豊かな世界である。
で終わっていた。
私の思ったこと。
時に賛同を受け、主役に成る。
立場をわきまえ、切磋琢磨
おごることなく、努力安定脇
脇役→主役→脇役→主役。
考えてみれば、いつかは老いる。
西崎憲氏の
それはたぶん以前より
豊かな世界である。
の末文章は
主役も、脇役も
謙虚に生きて、生かせて
現実の経験を、積み重ね
自分だけの幹を凛として
持ちながら
暮らして欲しいと願って
いるように思えた。